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文化・歴史・社会を読み解く資料室 |2024-10-06 09:41:00

【見世物】グレース・マクダニエルズ「最もブサイクな女性コンテスト優勝者」

グレース・マクダニエルズ(1888年3月17日-1958年3月14日)はアメリカの見世物芸人。スタージー・ウェーバー症候群による重度の顔面変形で「ラバ面女」の芸名で知られている。彼女はハリー・ルイストンの巡業サーカスに入団し、週に175ドルを稼いでいた。

グレース・マクダニエルズ/ Grace McDaniels

多くの男を虜にしたラバ女

出典:旧サイトの掲載画像

概要

ラバ面女として見世物小屋で活躍した女性

グレース・マクダニエルズ(1888年3月17日 - 1958年3月14日)は、アメリカの見世物芸人でした。彼女は「ラバ面女」として知られており、スタージー・ウェーバー症候群による顔の重い変形を抱えていました。マクダニエルズはハリー・ルイストンの巡業サーカスに参加し、週に175ドルを稼いでいました。

からかわれた幼少期

1888年、アイオワ州の小さな町ヌーマで生まれたマクダニエルズは、ごく普通の両親に育てられました。両親は彼女のような顔の変形はありませんでした。幼い頃のマクダニエルズは会話が難しかったと言われていますが、成長するにつれて流暢に話せるようになりました。

彼女は若い頃、自分の外見に非常に敏感でした。周囲からは常にその見た目をからかわれ、彼女は傷ついていました。顔にあるアザを化粧で隠そうと努力していたといいます。しかし、アザが次第に濃くなるにつれ、彼女はベールをかぶって顔を隠すようになりました。その後、彼女は自分の症状を隠すことをやめ、公の場に立つようになったのです。

出典:旧サイトの掲載画像

高額報酬の見世物芸人へ

1933年、彼女はシカゴ万国博覧会に自身を出品しました。これを見たある記者は「これは偽物ではありません。なぜなら、その女性はラバにそっくりで、メキシコから来た男の子がホームシックで泣き崩れるような方法で下唇をはたくことができたからです」と攻撃的なレポートを書きました。

1935年、『最も醜い女』コンテストで優勝したマクダニエルズは、これを機にリー・ルイストンのサイドショーに加わり、アメリカやカナダを巡業する生活を始めました。週175ドルという高額な収入を得ていたそうです。

当初、自分の奇形を誇りにすることと、自分自身の真実を貫くことの間で葛藤し、彼女は自分がどのように他人に描写されるか悩みました。ときには、自分自身を宣伝することは自尊心の欠如につながると感じました。「最も醜い女性」と紹介するアナウンサーの声を遮るために、耳を塞いだことさえあったのです。彼女の顔を見た客が失神することも珍しくありませんでした。

出典:旧サイトの掲載画像

しかし、サーカスのツアーを何年も続けるうちに、絶え間ない嘲笑に慣れはじめ、自分の容姿をすっかり受け入れるようになりました。彼女自身がプロモーターに、自分のことを「ラバ顔の女」と呼ぶように頼んだほどでした。

なぜか多くの男性からモテた世界一のブス

世界最大のフリークス写真コレクターであるエドワード・G・マローンによると、マクダニエルズは「なぜか多くの男性を魅了していた」と言われています。彼女の顔立ちは一般的には好まれないものでしたが、結婚を申し込む男性が後を絶たなかったそうです。最終的に、彼女は若くてハンサムな男性と結婚しましたが、結婚したかどうかはよくわかってません。

出典:旧サイトの掲載画像

1930年代に息子エルマーを授かり、「最大の宝物」と呼んで愛情を注ぎました。彼女は子どもたちを幸せにするために尽力し、偉大な母親としても評価されていました。

ハンサムだった息子エルマー

エルマーは成長するにつれて、かなりハンサムであることで知られ、母親の出張ビジネスマネージャーになりました。残念なことに、彼は重度のアル中で麻薬中毒者で、またギャンブルの借金を返すために、マクダニエルズとサーカスから定期的に盗みを働き、結果としてサーカス団は彼女と決別することになりました。

1958年3月14日、マクダニエルズはフロリダ州ギブソントンの自宅で老衰により亡くなりました。彼女の墓はフロリダのランドマークとなっています。1998年には、彼女の人生が映画『Freaks Uncensored!』で取り上げられました。

出典:旧サイトの掲載画像

■参考文献

・https://en.wikipedia.org/wiki/Grace_McDaniels

・https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6831758/

・http://www5.plala.or.jp/OBA9ANI/sideshow/classic/face/mule/index.html

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